頭はよくならない
著者
書誌事項
頭はよくならない
(新書y, 082)
洋泉社, 2003.3
- タイトル読み
-
アタマ ワ ヨクナラナイ
大学図書館所蔵 件 / 全33件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「頭がよくなる」とシアワセになれる?「勉強ばかりがすべてじゃない!」と思っているクセに“頭がよくなる”という宣伝文句にはついつい惹かれてしまう。ノーベル賞受賞者の劣等生エピソードに快哉を叫びながらも自分の子どもにはやっぱり世間並み以上の学歴を期待している。…そんなだれもが抱える「頭の良し悪し」への切ないこだわりは「健全なあきらめ感情」を肯定することでしか解消できない!頭のいい知識人・バカな知識人から、著者自らの学校歴までを俎上に載せ頭脳コンプレックスなるものの諸相を徹底的に検証する。
目次
- 序章 切ないコンプレックス(人はなぜ「頭がよくなりたい」のか;三人寄れば学歴の話 ほか)
- 第1章 「頭がいい」とはどういうことか(頭の良し悪しをめぐる行き過ぎた礼節感覚;ホンネにはTPO、タテマエにはガス抜きが必要 ほか)
- 第2章 この人を見よ—私自身の場合(Q.ところでおまえは「頭がいい」のか?;あらゆる謙遜は「見栄」である ほか)
- 第3章 頭のいい知識人、バカな知識人(頭のいい知識人;もともと頭が悪いことがすぐわかる人 ほか)
- 第4章 あきらめと痛みから出発する21世紀の教育論(脳生理学にすがっても「頭はよくならない」;勉強は「汝自身を知る」ためにこそ ほか)
「BOOKデータベース」 より