児島惟謙大津事件手記
著者
書誌事項
児島惟謙大津事件手記
関西大学出版部, 2003.5
- タイトル別名
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大津事件手記
- タイトル読み
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コジマ イケン オオツ ジケン シュキ
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注記
発行者: 関西大学法学研究所
著者の肖像あり
参考文献: p327-336
内容説明・目次
内容説明
一八九一年(明治二十四年)五月、日本訪問中のロシア皇太子・ニコライ親王が、滋賀県の大津で、警護巡査・津田三蔵に斬りつけられ負傷した大津事件は、日露関係史上の重大事件であったが、その裁判も、司法権独立の根幹にかかわる歴史的な重大裁判となった。この時期、大審院長(最高裁判所長官)であった児島惟謙は、政府の執拗な裁判干渉から司法権の独立を守ろうとして苦闘したが、裁判のあと、当時の状況と自分の行動についての詳しい記録を作成した。本書は、東京・児島家に伝わる、児島惟謙の大津事件手記を活字化したものである。
目次
- 露国皇太子「ニコラス」親王殿下大津御遭難顛末録(大津事件ノ梗概;内閣ノ干渉ト司法権独立ノ危機;司法権独立ノ擁護;司法権ノ独立ト公明ノ判決;該事件ノ結果ト余味)
- 明治廿四年五月十一日滋賀県大津ニ於テ露国皇太子遭難ニ付法律上所分ニ対スル日記摘録
「BOOKデータベース」 より