日本語と私
著者
書誌事項
日本語と私
(新潮文庫, お-11-4)
新潮社, 2003.7
- タイトル別名
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日本語と私
- タイトル読み
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ニホンゴ ト ワタクシ
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内容説明・目次
内容説明
地位も身分も才能もある学友たちに比べ、自分には何もない。友が円周から中心を通って向う側へ突き進むなら、自分は円周を細々歩き続けて目標に辿り着くしかない。「日本語はどこから来たか」を尋ね続ける生き方は、その研究方法そのものだった。まだ江戸が残る子供時代の東京下町風景や、日本語の源を求めて旅した南インドの様子など、当代随一の国語学者が初めて語る自伝的エッセイ。
目次
- 1 下町と山の手(明治小学校;下町・音と香り ほか)
- 2 「多力」の友と(疾風と怒涛;茂吉と北条民雄と ほか)
- 3 不告別(わかれをつげず)(大学に入る;学生と戦争 ほか)
- 4 言葉と心(「日本語の黎明」;『広辞苑』初版 ほか)
- 5 両国橋から(子と父と先生と;言葉に執して生きた人々 ほか)
「BOOKデータベース」 より