近代イラン金融史研究 : 利権/銀行/英露の角逐

書誌事項

近代イラン金融史研究 : 利権/銀行/英露の角逐

水田正史著

(Minerva人文・社会科学叢書, 83)

ミネルヴァ書房, 2003.7

タイトル読み

キンダイ イラン キンユウシ ケンキュウ : リケン/ギンコウ/エイロ ノ カクチク

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注記

参考文献: p191-202

内容説明・目次

内容説明

1830年代から第一次世界大戦までのイランとヨーロッパ諸国の関係を、「金融」を基軸に検討。イランが1830年代に被った“西洋の衝撃”は、英・露による銀行設立など、金融と不可分に結びつき、イラン史の画期をなす立憲革命など政治過程の諸現象は、特に金融面から的確に描くことができる。世界的に見ても、本書の目的とする水準に達している先行研究は皆無であり、イラン・欧米・旧ソ連にも存在しない。ペルシャ語、ロシア語、英語等、多くの原資料を基礎に展開した、貴重なイラン研究書。

目次

  • 第1章 “西洋の衝撃”と金融
  • 第2章 開発とイギリス系海外銀行
  • 第3章 ロシアの「資本主義的征服」政策とペルシャ割引貸付銀行
  • 第4章 英露の金融と在来企業家層の生成
  • 第5章 イラン立憲革命と国民銀行設立問題
  • 第6章 英露協商とイランの借款問題
  • 第7章 第一次世界大戦前のイランの開発と英露の金融

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA62702907
  • ISBN
    • 4623037592
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    x, 211p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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