空震 : テロの源泉にて
著者
書誌事項
空震 : テロの源泉にて
御茶の水書房, 2003.7
- タイトル別名
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Luftbeben : an den Quellen des Terrors
- タイトル読み
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クウシン : テロ ノ ゲンセン ニテ
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内容説明・目次
内容説明
「九・一一」以降、身近な脅威として感じられるようになった「テロ」とはそもそも何なのか。ハイテク兵器による直接的な破壊以上に恐怖を感じさせるのは、放射能や細菌・化学物質などの「大気」中への放出で、我々を取り巻く「環境」自体が究極の兵器に変身する可能性だ。「環境」兵器の出現によって、我々の社会は不安の「空気」で覆い尽くされつつある。ドイツのポストモダンの論客スローターダイクが、第一次大戦での毒ガス使用にまで遡りながら、「空(気の)震(動)」としての「テロ」の本質を解明する。
目次
- 1 ガス戦争:あるいは大気=呼吸テロリズムのモデル
- 2 上昇していく解明度
- 3 エア/コンディション
- 展望
「BOOKデータベース」 より