書誌事項

空震 : テロの源泉にて

ペーター・スローターダイク著 ; 仲正昌樹訳

御茶の水書房, 2003.7

タイトル別名

Luftbeben : an den Quellen des Terrors

タイトル読み

クウシン : テロ ノ ゲンセン ニテ

内容説明・目次

内容説明

「九・一一」以降、身近な脅威として感じられるようになった「テロ」とはそもそも何なのか。ハイテク兵器による直接的な破壊以上に恐怖を感じさせるのは、放射能や細菌・化学物質などの「大気」中への放出で、我々を取り巻く「環境」自体が究極の兵器に変身する可能性だ。「環境」兵器の出現によって、我々の社会は不安の「空気」で覆い尽くされつつある。ドイツのポストモダンの論客スローターダイクが、第一次大戦での毒ガス使用にまで遡りながら、「空(気の)震(動)」としての「テロ」の本質を解明する。

目次

  • 1 ガス戦争:あるいは大気=呼吸テロリズムのモデル
  • 2 上昇していく解明度
  • 3 エア/コンディション
  • 展望

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA62801239
  • ISBN
    • 4275019881
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    160p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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