円地文子の軌跡
著者
書誌事項
円地文子の軌跡
(和泉選書, 137)
和泉書院, 2003.7
- タイトル読み
-
エンチ フミコ ノ キセキ
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注記
基本文献・参考文献: p201-207
内容説明・目次
内容説明
本書は、代表作『女坂』や三部作『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』から作家の姿勢を問い、『妖』『二世の縁 拾遺』『女面』『小町変相』『やさしき夜の物語』『なまみこ物語』に、円地の古典受容に見られる傾向を説き明かした。古典文学の研究を経て、近現代文学の研究にたどり着いた著者により、最新の研究成果を踏まえ示された創作の軌跡は、円地文子の作品を読み、深く理解するための水先案内となろう。
目次
- 序章 円地文子の世界を探る
- 第1章 作家の姿勢—“女を生きる”(再出発を期した三部作—『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』論;白川倫の生き方—『女坂』論)
- 第2章 古典受容の系譜—古典本文挿入から架空の古典創作へ(『伊勢物語』九十九髪の女の力—『妖』の構造と手法;秋成「二世の縁」現代語訳という創作—『二世の縁 拾遺』論;“野々宮記”の功罪—『女面』論;新しい小野小町の創出—『小町変相』論 ほか)
- 結章 展望—今後の研究に向けて
「BOOKデータベース」 より