家船 (えぶね) の民族誌 : 現代日本に生きる海の民
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書誌事項
家船 (えぶね) の民族誌 : 現代日本に生きる海の民
東京大学出版会, 2003.7
- タイトル別名
-
Ethnography of Ebune : houseboat fishermen in contemporary Japan
家船の民族誌
- タイトル読み
-
エブネ ノ ミンゾクシ : ゲンダイ ニホン ニ イキル ウミ ノ タミ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
参考文献: p229-240
博士論文「現代に生きる海の民 : 広島県豊島漁民における『近代的家船』の出現と適応」(東京大学大学院 1998年提出) に加筆・修正を行ったもの
内容説明・目次
内容説明
一方でかつての家船がすべて「陸地定着」し、伝統的な生活様式を放棄したにも関わらず、他方で豊島の家船漁民が近代以降新しく「出現」し、現在もなおその多くが先端テクノロジーを駆使しながらも家船生活を続けていることを可能とした背景・条件は果たして何であろうか。そして、彼らによる現代における「家船生活」とは果たして如何なるものであろうか。彼らの出現の歴史的過程と現代社会における様々な適応戦略を実証的に検討することで、このような疑問を究明してみることが本書の目的である。
目次
- 第1部 近代国家と漁民:「近代的家船」の出現に関する考察(家船再考;豊島漁民における「近代的家船」の出現;豊島漁民における「家船漁業」の発展)
- 第2部 現代に生きる海の民:適応戦略の分析(船に住む豊島の漁民;「近代的家船」における伝統的「わざ」と先端科学テクノロジーの併用;結論)
「BOOKデータベース」 より