日本の軍隊
著者
書誌事項
日本の軍隊
(岩波現代文庫, 社会 ; 81)
岩波書店, 2003.8
- タイトル読み
-
ニホン ノ グンタイ
大学図書館所蔵 件 / 全110件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
初版: 東大協同組合出版部(1950年12月)刊
底本には、同時代ライブラリー版(岩波書店 1991年)を使用
内容説明・目次
内容説明
敗戦とともに、日本の軍隊と帝国臣民の行動様式は消え去ったのだろうか?本書は敗戦わずか五年後、軍隊経験者との討論や、東西のさまざまな文献を通じ、人間を濫用する機構としての軍隊の、日本社会における役割を追究した先駆的研究である。比較文化研究の立場から明かされる日本軍隊の特質は、現代に何を語りかけるのか。
目次
- 第1部 討議の形式による共同研究の記録(暴力と恩情;日本軍隊の崩壊;日本の思想における軍隊の役割;人間性の抹殺;人間の濫用)
- 第2部 概括的な素描(インフェルトの「生地獄」;「シベリア俘虜記」の一節;戦時中の一初年兵の日記;菅季治の「日常的善行」;抑圧を加重する非近代的要因 ほか)
「BOOKデータベース」 より