雇用・利子・収益率とジェラール曲線
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書誌事項
雇用・利子・収益率とジェラール曲線
慶應義塾大学出版会, 2003.8
- タイトル別名
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Employment, interest, & profitability
- タイトル読み
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コヨウ リシ シュウエキリツ ト ジェラール キョクセン
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内容説明・目次
内容説明
本書で紹介する「ジェラール曲線」分析は、雇用、実質利子率、および収益率の関係を表すものであり、企業のリストラや海外進出とそれによる産業の空洞化、失業の増大、さらには政府・日銀の進める構造改革や金融政策など、日本経済の当面する諸問題を一つのフレームワークで説明してくれる。また、そこから導かれる政策的議論は、フランスを対象としたものであるが、デフレからの脱却を模索する日本にも当てはまるものであり、とくに公的部門についての指摘は、きわめて示唆に富んでいる。
目次
- 第1章 経営者の行動、実質利子率、および収益率(収益率と実質利子率;企業の経営者たちはどのように行動するのか)
- 第2章 雇用と収益率の理論的関係(収益率‐雇用曲線の作図;曲線の形状;理論の構築;曲線の意味)
- 第3章 理論の検討(曲線の形状;実質利子率;公的部門の収益率と曲線の形状)
- 第4章 雇用、金融問題、および財政(雇用、収益率、および金融政策;雇用政策と収益率‐雇用曲線)
- 第5章 経済構造への影響(ドイツ型資本主義対イギリス・アメリカ型資本主義、問題は金利なのか;実質利子率の上昇はイギリス・アメリカ型資本主義の利点である)
「BOOKデータベース」 より