ニュートン : 流率法の変容
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書誌事項
ニュートン : 流率法の変容
(コレクション数学史 / 佐々木力編, 3)
東京大学出版会, 2003.8
- タイトル別名
-
Newton : the transformation of the method of fluxions
- タイトル読み
-
ニュートン : リュウリツホウ ノ ヘンヨウ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
書誌: p[287]-316
内容説明・目次
内容説明
アイザック・ニュートンは、近代西欧一、二の数学者である。彼は微分積分学を創始し、さらには万有引力理論に基づいて運動法則を定式化することによって、いわゆる地上と天上の運動の数学的法則を統一的に扱う力学の理論体系を構築した。だが、実際の彼の数学思想は、そこから連想される「近代科学者」としてのニュートン像とは極めて異なる様相を呈している。本書は、ニュートンの数学思想の基本性格を解明し、その歴史的形成過程を探ることを通して、彼の数学について新しいイメージを提示することを主眼としている。
目次
- 第1章 ニュートン以前—17世紀前半の数学
- 第2章 ニュートンと初期流率概念の形成
- 第3章 解析的流率論の成立
- 第4章 「解析的」から「幾何学的」へ—数学理論の転換
- 第5章 『プリーンキピア』の数学
- 第6章 『プリーンキピア』以後の数学研究
- 第7章 微分積分学の2つの顔—ニュートン対ライプニッツ
「BOOKデータベース」 より