書誌事項

マルクスを超えるマルクス : 『経済学批判要綱』研究

アントニオ・ネグリ著 ; 清水和巳 [ほか] 訳

作品社, 2003.9

タイトル別名

Marx oltre Marx : quadérno di lavoro sui grundrisse

マルクスを超えるマルクス : 経済学批判要綱研究

タイトル読み

マルクス オ コエル マルクス : ケイザイガク ヒハン ヨウコウ ケンキュウ

大学図書館所蔵 件 / 173

この図書・雑誌をさがす

注記

その他の訳者: 小倉利丸、大町慎浩、香内力

内容説明・目次

内容説明

なぜ、ネグリ『資本論』ではなく『経済学批判要綱』のマルクスに回帰しなくてはならなかったのか?なぜ、ネグリは『資本論』で精緻化されている「労働」「価値」「階級闘争」などの概念をあえて「転覆」させたのか?それは、アウトノミア運動の渦中において、前衛党主導でも労働組合中心でもない「主体」的な運動に、新たなコミュニズムの可能性を見出すためだった—。『経済学批判要綱』の政治的読解によって、マルクスをめぐるあらゆる既成の言説を退け、まったく新たなマルクスを見出し、新たなるコミュニズムの定義を行なった、ネグリの名高き代表作。

目次

  • 第1講義 『経済学批判要綱』—開かれた作品
  • 第2講義 貨幣という価値
  • 第3講義 敵対的傾向という方法
  • 第4講義 剰余価値と搾取
  • 第5講義 利潤、恐慌、破局
  • 第6講義 社会的資本と世界市場
  • 第7講義 賃金論とその展開
  • 第8講義 コミュニズムと移行
  • 第9講義 資本制的発展と革命的階級

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ