アメリカのパワー・エリート
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書誌事項
アメリカのパワー・エリート
(ちくま新書, 430)
筑摩書房, 2003.9
- タイトル読み
-
アメリカ ノ パワー エリート
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注記
主要参考文献: 巻末pi-v
内容説明・目次
内容説明
アメリカは不思議な国である。民主主義国家とは言いながら、政党の力はとても弱い。言論の自由が強く主張される一方で、異論に対する攻撃は激しい。ではアメリカの「国のかたち」は、どのように決められていくのだろうか。利害の調整がさまざまなレベルで、しかもモダンな雰囲気を漂わせながら複雑に展開されるために、その実像をつかむのは難しい。権力の意思が決定されていくプロセスを、大統領と議会やホワイトハウス、各省庁、ロビイスト、政党など多面的な関係の中にたどり、パワーゲームの舞台裏に迫る。
目次
- 第1章 アメリカの政党は強いか(緩やかな連合体;誰も知らない全国委員長 ほか)
- 第2章 政治を動かすロビイスト(ロビイストとは何か;憲法で保障された権利 ほか)
- 第3章 議会優位から大統領優位へ(はじめに議会ありき;消極的な大統領 ほか)
- 第4章 大統領補佐官と閣僚(ホワイトハウス・コミュニティ;自費によるスタッフ雇用 ほか)
- 第5章 ホワイトハウス・スタッフの理想と現実(主導権を握るニクソン政権のホワイトハウス;ホワイトハウスのラスプーチン ほか)
「BOOKデータベース」 より