思想史としての「精神主義」
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書誌事項
思想史としての「精神主義」
(日本仏教史研究叢書)
法藏館, 2003.8
- タイトル別名
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思想史としての精神主義
- タイトル読み
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シソウシ トシテノ セイシン シュギ
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内容説明・目次
内容説明
親鸞と清沢満之の「信仰」の同質性を語る言説は、いかにして生まれたのか。「十九世紀」の画期性と、福沢諭吉・清沢満之・暁烏敏等に着目し、近代の宗教・仏教の諸相を明らかにする。近代における蓮如伝の成立やジェンダー・家族の問題など、全く新しい視点で近代仏教思想史論・「精神主義」論を展開する。
目次
- 序章 本研究の方法と視座—「精神主義」研究の現状と課題
- 第1章 「精神主義」の波紋—親鸞と清沢満之を共に語る言説の成立
- 第2章 福沢諭吉の「宗教」認識の波紋
- 第3章 『歎異抄』解釈の十九世紀—自己認識の創出と二つの他者
- 第4章 「史家」の蓮如伝—『仏教史林』所収「恵燈大師蓮如」をめぐって
- 第5章 仏教婦人雑誌『家庭』にみる「家庭」と「女性」—「精神主義」のジェンダ—
「BOOKデータベース」 より