エマヌエル・バッハ : 音楽の近代を切り拓いた「独創精神」

書誌事項

エマヌエル・バッハ : 音楽の近代を切り拓いた「独創精神」

久保田慶一著

東京書籍, 2003.9

タイトル別名

Carl Philipp Emanuel Bach : "Original-Genie" als Wegbereiter der musikalischen Neuzeit

エマヌエルバッハ : 音楽の近代を切り拓いた独創精神

タイトル読み

エマヌエル・バッハ : オンガク ノ キンダイ オ キリヒライタ「ドクソウ セイシン」

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注記

C.P.E.バッハ関連年表: 巻末p52-73

参考文献: 巻末p144-152

内容説明・目次

内容説明

エマヌエルが真に独創的だったのは、“生涯”と“作品”の間に存在した、音楽家の存在、あるいは、時代や社会の“矛盾”が彼の内面を突き動かして生じさせた、自由な存在や創作へ向かうエネルギーだった。政治や社会が揺れ動き、音楽様式の流行廃りの激しい時代に生きた「独創精神」は、一時も留まることはなかったし、後の時代の音楽観、すなわち「音楽の近代」を拓いたのである。全作品表、詳細年表、主要手紙等、18世紀当時の音楽状況を生き生きと現代に蘇らせる豊富な巻末資料140ページ。

目次

  • 第1章 ライプツィヒ時代(ワイマール・ケーテン時代(一七一四〜二三年);ライプツィヒのバッハ(一七二三〜三四年))
  • 第2章 プロイセンのバッハ(フランクフルト(オーデル)時代(一七三四〜三八年);ベルリン第一期(一七三八〜四七年) ほか)
  • 第3章 ハンブルクのバッハ(ヨハネウム・カントルとして;ハンブルク第一期(一七六八〜七二年) ほか)
  • 第4章 歴史と現代におけるエマヌエル(エマヌエルが亡くなって;音楽遺産の運命 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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