韓国の民族意識と伝統
著者
書誌事項
韓国の民族意識と伝統
(岩波現代文庫, 社会 ; 82)
岩波書店, 2003.9
- タイトル別名
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韓国の「民族」と「反日」
朝鮮断想
- タイトル読み
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カンコク ノ ミンゾク イシキ ト デントウ
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注記
『韓国の「民族」と「反日」』(朝日新聞社1988.1刊)を底本とする
原本: 『朝鮮断想』(草風館1984.2刊)
内容説明・目次
内容説明
著者は日韓・日朝の関係をオープンな相互批判の場に引き出すことこそ相互理解の王道であると考え、隣国人の有り様に直言を投げかける。李朝以来の伝統に留意して韓国の反日意識や政治風土を批判的に論じ、日本人や在日朝鮮文化人の安易な韓国・朝鮮認識をも戒める。また時調(短歌)やパンソリなどを通して、民族のエトスの核心的な部分にふれている。
目次
- 朝鮮情勢を見る視角
- 朝鮮半島における国民意識の形成
- 北朝鮮における権力世襲の一側面
- 韓国の民族主義と反日
- 教科書問題に対する韓国人の反応
- 韓国の「反日」における文化的優越意識
- 韓国の知識人に思う
- ソウルに触発された断想
- 在日朝鮮文化人への疑問
- 黄真伊のこと
- ニムの困惑
- 金芝河雑感
- 『オンドル夜話』を読んで
- パンソリの思い出
- 私たちの訳した本—申在孝『パンソリ 春香歌・沈睛歌他』
- 李漢稷先生の御霊に
「BOOKデータベース」 より