政治的ロマン主義の運命 : ドリュ・ラ・ロシェルとフランス・ファシズム

書誌事項

政治的ロマン主義の運命 : ドリュ・ラ・ロシェルとフランス・ファシズム

有田英也著

名古屋大学出版会, 2003.9

タイトル別名

Le destin du romantisme politique : Drieu la Rochelle et le fascisme français

タイトル読み

セイジテキ ロマン シュギ ノ ウンメイ : ドリュ ラ ロシェル ト フランス ファシズム

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注記

主要参考文献: 巻末p6-9

内容説明・目次

内容説明

なぜ人はファシストになるのか?第一次大戦の戦争経験からヨーロッパ統合を構想し、やがて自らファシストを宣言するにいたった作家ドリュ・ラ・ロシェル。ナショナリズム、身体文化、モダニズム、反ユダヤ主義など、時代のコンテクストの中でドリュ作品を捉えるとともに、ファシズム生成の論理を内在的に描きだした力作。

目次

  • フランスにおけるファシズム像の変遷
  • 第1部 ナショナリズムの彼方へ(幻影の戦争 1893‐1917;復員作家の誕生 1917‐1920;モデルニテとの格闘1921−1927)
  • 第2部 ファシズムを飼い慣らそうとしたフランス人(若いヨーロッパ人 1921‐1933;ファシスト社会主義 1934;文学的ファシズム1933−1939)
  • 第3部 フランス・ファシズム史のなかのドリュ・ラ・ロシェル(フランス・ファシズムの碑 1939‐1940;人種、中世、ゲルマン的ヨーロッパ 1941‐1942;政治的ロマン主義1942−1945)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA63728167
  • ISBN
    • 4815804680
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    名古屋
  • ページ数/冊数
    xii, 461, 10p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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