劇作家シングのアイルランド : 悲劇的美の世界
著者
書誌事項
劇作家シングのアイルランド : 悲劇的美の世界
彩流社, 2003.9
- タイトル別名
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J.M.Synge
- タイトル読み
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ゲキサッカ シング ノ アイルランド : ヒゲキテキ ビ ノ セカイ
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注記
主要参考文献: p327-334
内容説明・目次
内容説明
シングは劇作において、人間の根源的状況を表現すると同時に、自国アイルランドの苦悩を表現した…!宗教論争劇の『月が沈む時』から、ケルト神話を題材とする『悲しみのデアドラ』までを読み解く。
目次
- シング劇の世界
- 引き裂かれた自己
- 修行時代—若き芸術家の肖像
- 『アラン島』The Aran Islands—演劇的手法の確立にむけて
- 最初の劇—『月が沈む時』When the Moon has Set—キリスト教と自然宗教の論争劇
- 『海に駆け行く者』Riders to the Sea—語りと悲しみのエクスタシー
- 『谷間の蔭』The Shadow of the Glen—象徴主義と自然主義の融合
- 『鋳掛け屋の婚礼』The Tinker’s Wedding—カーニバル的ユーモア
- 『聖者の泉』The Well of the Saints—グロテスクの美
- 『西の国のプレイボーイ』The Playboy of the Western World—交響楽的喜劇
- 『悲しみのデアドラ』—悲劇的美の世界
- シングのアイルランド—劇作家の悲劇的魂とアイルランド民衆のいる自然
「BOOKデータベース」 より