カリキュラム開発で進める学校改革
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カリキュラム開発で進める学校改革
(21世紀型授業づくり, 81)
明治図書出版, 2003.10
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カリキュラム カイハツ デ ススメル ガッコウ カイカク
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Note
月刊誌『現代教育科学』(2000年6月号-2002年3月号)の連載「カリキュラム開発で学校と教師が変わる!」に手を加えたもの
Description and Table of Contents
Description
現在、学校はどこも元気がない。学校が世の中を引っ張っていく、または新しい世の中をつくる時代ではなくなり、むしろ国民から信頼を失い、教師は見放されているかのようである。それほど、学校に対する社会の目は厳しい。地方教育委員会はもちろん、学校も教師も変わらねばならないのである。教師一人一人はどのように変わればよいのか、また今後の学校での教育活動を、何を土台にして、何を目指して、何に焦点を当てて変えていけばよいのかについて、誰も明確に述べていない。これまでの教育とこれからの教育のどこを、どう変えればよいのかについて、教師の認識は明瞭にならず、展望が開けている様子が見られない。どこか五里霧中のところがある。このような、漠然とした不安な状況のまま教師が実践を続けることは、決して望ましいことではない。教師をサポートしたいと思っている筆者のようなものにとって、教師こそが実践を通して事実をつくっているのだ、という自負と責任を強くもってほしいし、教師に元気を出してもらいたいのである。それには、教師の認識を明瞭にすることのできる助言や示唆は何かを考え、望ましい実践に少しでも役立ててもらえる提言をしたい。本書は、最近の「カリキュラム開発」という仕事を通して、それを試みようとしたものである。
Table of Contents
- はじめに—「カリキュラム時代」の再来
- 1 カリキュラム開発の基礎原理—学校と教師の意識変革の必要
- 2 カリキュラム開発の方法—教師の役割変化と力量向上
- 3 カリキュラム開発を支える経営体制—教師・学校・保護者・地域の分担と協力
- 4 カリキュラム評価の必要性—学校と教師も評価の対象
- 終わりに—カリキュラム開発で進める学校改革
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