ルソーの「経済論」 : 「本然」と「逸脱」
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ルソーの「経済論」 : 「本然」と「逸脱」
高文堂出版社, 2003.9
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ルソーの経済論 : 本然と逸脱
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ルソー ノ ケイザイロン : ホンゼン ト イツダツ
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University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
331.1:I275010241346
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Description and Table of Contents
Description
「本然」のもとにある「人間的な豊かさ」の実現。これがルソー「経済論」の理念であり原点である。本書はこの理念・原点を中心に展開されるルソーの「経済論」を論じつつ、ルソーの思想体系を統一的に理解・解釈することをめざすものである。
Table of Contents
- 「序」の章 ルソー「経済論」の基礎視角—「本然」と「逸脱」
- 1 「羽鳥論文」の批判的継承—先行諸論文との関連で
- 2 ルソー「経済論」の原点—「労働による所有」と「原近代」的社会
- 3 「経済」と「人間」—「人間」から「経済」への序章的考察
- 4 「経済」と「歴史」—自然成長的「文明社会」批判
- 5 「経済」と「政治体」—「共和国」の構想
- 6 ルソーの「公経済」論—ルソー的「共和国」に於る「経済政策」
- 7 ルソーの人間観、社会観、歴史観—マルクスとの比較に於て
- 「結び」の章 「自然」と「文明」との調和—「文明的本然」の回復・創造
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