時間と空間
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時間と空間
(院政期文化論集 / 院政期文化研究会編, 第3巻)
森話社, 2003.10
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ジカン ト クウカン
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Note
内容: 1「「おわり」と「はじまり」の意識」-9「成尋の入宋」, コラム(「「声」の起源」-「歌人の旅」), 執筆者一覧
Contents of Works
- 「おわり」と「はじまり」の意識 : 『愚管抄』における「とき」の相克 / 深澤徹 [執筆]
- 衰退史観から反復史観へ : 院政期びとの歴史認識の変容を追って / 野中哲照 [執筆]
- 古代説話の時間と言説 : 『今昔物語集』の一説話をめぐって / 土方洋一 [執筆]
- 終末論と未来記 / 出雲路修 [執筆]
- 院政期の国土意識 : 文学作品を中心に / 千本英史 [執筆]
- 平安京の空間構造 : 見えなくなる右京 / 京樂真帆子 [執筆]
- 白河 : 院政期「王家」の都市空間 / 冨島義幸 [執筆]
- 転換期の鳥羽殿 : 中世住空間の先駆 / 藤田勝也 [執筆]
- 成尋の入宋 : 院政期における本朝・異国認識のひとこま / 市川浩史 [執筆]
- 「声」の起源 / 小島裕子 [執筆]
- 『宋史日本伝』に見る日本 / 楊暁捷 [執筆]
- 宇治と王権 : 「憂し宇治」の実像 / 横内裕人 [執筆]
- 歌人の旅 : 歌枕をめぐって / 礪波美和子 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
中心と規範が流動しつづけた時代に、新たな統合原理を求めて試みられた歴史的検証や、国土観・異国認識の変容、都を中心とする空間の相互力学などをさぐる。混沌とした時代状況における、「とき」と「場」の意識に向けた多面的アプローチ。
Table of Contents
- 1 「おわり」と「はじまり」の意識—『愚管抄』における“とき”の相克
- 2 衰退史観から反復史観へ—院政期びとの歴史認識の変容を追って
- 3 古代説話の時間と言説—『今昔物語集』の一説話をめぐって
- 4 終末論と未来記
- 5 院政期の国土意識—文学作品を中心に
- 6 平安京の空間構造—見えなくなる右京
- 7 白河—院政期「王家」の都市空間
- 8 転換期の鳥羽殿—中世住空間の先駆
- 9 成尋の入宋—院政期における本朝・異国認識のひとこま
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