海の蠍 : 明石海人と島比呂志ハンセン病文学の系譜
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海の蠍 : 明石海人と島比呂志ハンセン病文学の系譜
未知谷, 2003.10
- タイトル別名
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海の蠍 : 明石海人と島比呂志 : ハンセン病文学の系譜
- タイトル読み
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ウミ ノ サソリ : アカシ カイジン ト シマ ヒロシ ハンセンビョウ ブンガク ノ ケイフ
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注記
参考文献: p259-267
内容説明・目次
内容説明
現代も生い立ちも異なる明石海人と島比呂志。二人は“ハンセン病”という一点で結びつく。“癩”と刻印されて療養所に強制隔離され、想像を絶する苦痛と孤独と死の恐怖の中で彼らは言葉をつむいだ。社会的アイデンティティのすべてを剥ぎ取られる極限状況のもとで存在の原点を凝視し、神谷美恵子の言う「極限のひと」として文学の根源を問いつづけた。燦然と光を放つ各々の作品を、気鋭の研究者がそれぞれの「深き淵」を共有しつつ読み解く、渾身の処女評論。
目次
- 海の蠍—明石海人への旅(「癩」であること;歌集『白描』の世界)
- 人間への道—島比呂志の地平(「人間」として;囚われの文学—島比呂志を読む)
「BOOKデータベース」 より