王莽 : 儒家の理想に憑かれた男
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王莽 : 儒家の理想に憑かれた男
(白帝社アジア史選書, 003)
白帝社, 2003.11
- タイトル読み
-
オウ モウ : ジュカ ノ リソウ ニ ツカレタ オトコ
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注記
引用文献: p324-326
参考文献: p326-328
内容説明・目次
内容説明
前漢王朝を奪うようにして「新」の皇帝となった王莽。その王朝は次の後漢王朝によった負の役割をになわされ、王莽自身も悪者のレッテルを貼られて2000年にわたって非難され続けてきた。しかし王莽ははたして根っからの悪逆非道な簒奪者だったのだろうか。本書は、「聖」をキイワードに、前漢と後漢の狭間を儒家理念の権化のごとく生きたこの男の生涯を克明にたどることによって、その実像を浮かび上がらせる。我が国における初めての本格的な王莽伝。
目次
- 生い立ちと王氏一族
- 青春の屈折
- 大司馬となる
- 失意の日々
- 京師への帰還
- 元后と共に
- 呂寛事件
- 宰衡の称号
- 摂皇帝となる
- 皇帝位に即く
- 新王朝の諸政策
- 匈奴単于の怒り
- 諸政策の破綻
- 豪族・民衆の反叛
- 長安城の落日
「BOOKデータベース」 より