強奪されたロシア経済
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強奪されたロシア経済
日本放送出版協会, 2003.10
- Other Title
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The piratization of Russia : Russian reform goes awry
- Title Transcription
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ゴウダツ サレタ ロシア ケイザイ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
332.38||G61120001230
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Description and Table of Contents
Description
ソ連崩壊から12年。いまやロシアを支配しているのは、オリガルヒ=新興財閥とよばれるひとにぎりの人間である。かれらは、性急な市場経済への転換に乗じて、国家財産、メディア、世界最大級の天然資源を独占し、巨万の富を築いた。一方、GDPは40〜50%も落ちこみ、庶民は貧困にあえいでいる。まさにロシアの私有化は一部の人間による強奪化だった—。ロシアに精通した著者が、膨大な資料とインタビューを通しその内実を浮きぼりにする。
Table of Contents
- 第1章 ロシアの「盗賊」銀行家たち—荒々しき東方
- 第2章 舞台となったのは—ポスト共産主義時代のロシア経済
- 第3章 帝政時代の遺産—引きつぎたくない不快なルーツ
- 第4章 壊れたら、修理せよ—スターリンとゴルバチョフの遺産
- 第5章 私有化—意図はともかく助言もタイミングもまちがい
- 第6章 ノーメンクラトゥーラ型オリガルヒ
- 第7章 成り上がり型オリガルヒ
- 第8章 FIMACO、ロシア中央銀行、トップのマネー洗浄
- 第9章 腐敗、犯罪、ロシアのマフィア
- 第10章 よりよい方法がなかったとはいわせない
- 第11章 信用させてころりとだます—どんなに高いものにつくことか
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