遊びの中世史
著者
書誌事項
遊びの中世史
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2003.11
- タイトル別名
-
賭博・暴力・社交 : 遊びからみる中世ヨーロッパ
- タイトル読み
-
アソビ ノ チュウセイシ
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注記
「賭博・暴力・社交 : 遊びからみる中世ヨーロッパ」(講談社 1994年刊)の改題
参考文献: p252-268
内容説明・目次
内容説明
子供たちは粗暴で不潔な遊びに耽り、騎士や貴婦人は歌に恋に決闘に明け暮れ、庶民は時に刃傷沙汰にいたるほどの賭け事に興じる—中世ヨーロッパは遊びに満ち、その精神をうまく利用していた。そこにはまだ、聖と俗、真面目と遊びを自由自在に行き来できる道が大きく開かれていたのである。中世の遊びは一体、どのような機能を果たしていたのか?近世に移るにつれ抑圧・管理の対象となっていく、数々の“遊び”の姿と、それが担っていた絶妙な社会的仕組みに迫る。
目次
- 第1部 遊びの宇宙(子供の遊び;大人の遊び;遊びのプロフェッショナル;動物遊び)
- 第2部 遊びと社会(習俗のなかの遊び;労働と余暇;遊びと社会関係;横溢する遊びの精神)
「BOOKデータベース」 より