書誌事項

計算物理学

J.M.ティッセン著 ; 松田和典 [ほか] 訳

シュプリンガー・フェアラーク東京, 2003.11

タイトル別名

Computational physics

タイトル読み

ケイサン ブツリガク

注記

その他の訳者: 道廣嘉隆, 谷村吉隆, 高須昌子, 吉江友照

参考文献: p[458]-476

第4刷(2007.5)の発行: シュプリンガー・ジャパン

内容説明・目次

内容説明

計算物理学では、物理学の問題を解くためのコンピュータによる計算やシミュレーションが扱われる。本書は理論物理学の研究で使われる計算法について、特に凝縮物質への応用について述べている。コンピュータのメモリおよびプロセッサの性能は過去20年間で劇的に向上したが、大半の物理上の問題は複雑すぎて、数値計算法に固有な近似とはまったく別の、物理に対する近似をしなければ解くことができない。本書ではアルゴリズムの導出とその実装を強調している。すなわち、本書はこれらの方法がどのように働くのか、なぜ動作するのか、近似とは何なのか、ということを読者に伝える。計算物理学を学ぶ学生のテキストとして、また、コンピュータによる計算やシミュレーションを研究に応用する研究者・技術者の参考文献として有益。

目次

  • 球対称ポテンシャルによる量子散乱
  • シュレーディンガー方程式に対する変分法
  • ハートリー・フォック法
  • 密度汎関数理論
  • 周期的な固体におけるシュレーディンガー方程式の解法
  • 古典統計力学
  • 分子動力学シミュレーション
  • 量子分子動力学
  • モンテカルロ法
  • 転送行列法
  • 量子モンテカルロ法
  • 格子場理論の計算法
  • 高性能計算と並列化
  • 数値解法
  • 乱数の作り方

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA64384438
  • ISBN
    • 9784431710585
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 484p
  • 大きさ
    25cm
  • 分類
  • 件名
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