書誌事項

永遠の吉本隆明

橋爪大三郎著

(新書y, 098)

洋泉社, 2003.11

タイトル別名

Yoshimoto Takaaki forever

タイトル読み

エイエン ノ ヨシモト タカアキ

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注記

文献: p183

橋爪大三郎のお奨め二一冊: p189-190

内容説明・目次

内容説明

なぜ安保世代、団塊の世代は彼の思想に魅せられたのか?なぜ共闘者との訣別を恐れず、「孤独」を貫きとおせたのか?彼が貫いた思想の原則とはどこからくるのか?その誠実さゆえに「代償」としなくてはならなかったものはなにか?その思想にはどんな意義があり、私たちはなにを受け継げばよいのか?吉本思想の「世界的同時代性」は、ほんとうに理解されているのか?大いなる影響と敬意を認めつつも、新たな思想の展開を試みる橋爪大三郎による、二一世紀に向けたスリリングな挑戦。

目次

  • 第1章 吉本隆明とはどんな思想家なのか(吉本隆明の全体像とその時代を考える;「近代という自由」と吉本思想)
  • 第2章 吉本隆明の仕事を読んでみる(『擬制の終焉』が最初の転機だった;『共同幻想論』の独創性はどこにあるのか ほか)
  • 第3章 吉本隆明はどう闘ってきたのか(「反核運動」への批判は、冷静な世界分析に立ってなされていた;マスメディアの犯罪報道に対し、吉本隆明は原則を貫いてきた ほか)
  • 第4章 吉本思想と橋爪社会学と(私の社会学と吉本隆明;社会学とは何だろうか)
  • 付録 吉本隆明はメディアである(一九八六)

「BOOKデータベース」 より

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