逸脱と医療化 : 悪から病いへ
著者
書誌事項
逸脱と医療化 : 悪から病いへ
(MINERVA社会学叢書, 23)
ミネルヴァ書房, 2003.11
- タイトル別名
-
Deviance and medicalization : from badness to sickness
- タイトル読み
-
イツダツ ト イリョウカ : アク カラ ヤマイ エ
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注記
原著拡大再訂版 (Temple University Press, 1992)の全訳
監訳: 進藤雄三
後記参照文献: p546-549
参考文献: p550-567
翻訳のある文献: p568-571
収録内容
- 逸脱、逸脱主義、医療専門職
- 悪から病へ : 逸脱認定の変化と社会統制
- 狂気の医療モデル : 精神病の出現
- アルコール依存症 : 酒浸り、飲酒癖、疾病概念
- アヘン嗜好 : 医療的関与の盛衰
- 子供と医療化 : 非行、多動症、児童虐待
- 同性愛 : 罪から病そしてライフ・スタイルへ
- 医療と犯罪 : 生来性犯罪者の探索と犯罪に対する医療的統制
- 社会統制装置としての医療 : 社会への帰結
- 逸脱の医療化に関する理論的言明
- 逸脱と医療化 : 10年後
内容説明・目次
内容説明
本書は、「医療化」論、「逸脱の医療化」論に関する社会学の現代的古典というべき著作。逸脱論の医療化現象への応用編という性格をもち、よりマクロな現象との関連も分析している。ここで取り扱われる「医療化」の諸現象は、現在の日本においても明確に観察可能かつ、次第にその重要性を増しつつある現象である。とくに社会問題化している児童・青年の教育・犯罪現象、ならびに「精神鑑定」における「責任」の問題を考える上でも、基礎的なデータ・分析が提供されている。
目次
- 第1章 逸脱、逸脱定義、医療専門職
- 第2章 悪から病いへ—逸脱認定の変化と社会統制
- 第3章 狂気の医療モデル—精神病の出現
- 第4章 アルコール依存症—酒浸り、飲酒癖、疾病概念
- 第5章 アヘン嗜癖—医療的関与の盛衰
- 第6章 子供と医療化—非行、多動症、児童虐待
- 第7章 同性愛—罪から病いそしてライフ・スタイルへ
- 第8章 医療と犯罪—生来性犯罪者の探索と犯罪に対する医療的統制(R.モラン)
- 第9章 社会統制装置としての医療—社会への帰結
- 第10章 逸脱の医療化に関する理論的言明
- 後記 逸脱と医療化—10年後
「BOOKデータベース」 より