失恋という幸福 : U教授の『恋愛論』講義
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書誌事項
失恋という幸福 : U教授の『恋愛論』講義
人文書院, 2003.11
- タイトル別名
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失恋という幸福 : U教授の『恋愛論』 (スタンダール) 講義
- タイトル読み
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シツレン トイウ コウフク : U キョウジュ ノ レンアイロン コウギ
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注記
スタンダールの生涯: 巻末
ジャケットに『恋愛論』 (スタンダール) の表記あり
内容説明・目次
内容説明
19世紀の恋の専門家であるスタンダールのメッセージは、今日の日本にどう届くのか。恋愛の歴史を研究するU教授が、甥の米谷杏里夫、教え子の町田たか子とともに、探求してゆく。虚栄恋愛、情熱恋愛、結晶作用、ジェンダーと恋、失恋の治療法など、古くて新しい問題が、料理や旅行の話を交えながら、対話形式で繰り広げられる。若い二人はしだいにスタンダールの恋愛観の影響を受け、新しい人生を歩み始める。恋に悩むすべての世代への、勇気のでる贈り物。
目次
- どうしてこんなにわかりにくいの?—スタンダールの『恋愛論』
- スタンダールってどんな人?—「生きた、書いた、愛した」
- 永遠の恋人メティルドってどんな人?—香り立つすいかずらの君
- スタンダールを引っ張っていった情熱とは?—一八一九年六月、ヴォルテラ事件
- スタンダールが恋愛を四つに分けた理由は?—「情熱恋愛だけが真実の恋だ」
- 「結晶作用」とは何?—恋はすべてが記号である
- 恋愛は美男美女でなければならないの?—スタンダールは醜男だった
- どうすれば恋の痛みから抜け出せるの?—失恋こそ想像力のスポット
- 国によって恋愛は違うの?—緯度が三度変われば恋愛も変わる
- スタンダールにとって宮廷恋愛って何?—不倫が恋愛の原形
- スタンダールってフェミニストなの?—理論より快楽が生きる指針
- 本当に言いたかったことは何ですか?—スタンダールの亡霊との対話
「BOOKデータベース」 より