土壇場における人間の研究 : ニューギニア闇の戦跡
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土壇場における人間の研究 : ニューギニア闇の戦跡
芙蓉書房出版, 2003.10
- タイトル読み
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ドタンバ ニ オケル ニンゲン ノ ケンキュウ : ニューギニア ヤミ ノ センセキ
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注記
主な参考文献: p367-369
内容説明・目次
内容説明
部隊や軍の不名誉を巧みに回避することが多かった従来の「戦記」とは光彩を異にするユニークなノンフィクション。飢餓、伝染病、人肉食、戦場離脱、集団投降、自決…「地獄の島」ニューギニアで、絶体絶命の土壇場に追い込まれた男たちの行動を通して“人間の真実”を問う。
目次
- プロローグ 二人の青年軍医はどう別れたか—一九四四年、常夏の秋
- 1 飢餓は人間をどう動かしたか—地獄を読んだアイタベ決戦
- 2 軍人として死ぬか、人間として生きるか—第二三九連隊の重い十字架
- 3 敗軍の建前は人命より大事か—悲劇の再生産やむことなく
- 4 人間の限界、ここかあそこか—試され続けた地獄への道
- 5 戦場に生きたユニークな個性—光と影を投げかけた人々
- エピローグ 二人の老元軍医は戦後どう生きたか—二〇〇三年、別れ果てしなく
「BOOKデータベース」 より