色彩の世界地図
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色彩の世界地図
(文春新書, 311)
文藝春秋, 2003.5
- タイトル読み
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シキサイ ノ セカイ チズ
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注記
色彩の小事典: p[197]-227
主な参考文献: p228
3刷(2003.5.30)は図版削除によりページ数減のため別書誌作成。出版社確認済み。
1刷は2003.4.20発行で246p。
内容説明・目次
内容説明
日の丸の赤は太陽の色だが、多くの国で国旗の赤は建国の犠牲となった人びとの血の色である。イスラーム教国の国旗に緑が多いのは天国にあるコーランの原盤が緑色だから。白羽の矢が立つのは実は不幸なこと。サンタクロースの衣装は赤ではなく、ウェディングドレスも白ではなかった。日本で喪服が黒になったのは明治時代より後。このように、色彩にまつわる故事来歴、そして色のイメージは、各民族が幾世紀にもわたって育んできた文化そのものといえる。色彩に隠された民族・国家の歴史を解く。
目次
- 第1章 東西南北にも色がある
- 第2章 国旗のなかの色彩の世界
- 第3章 聖書のなかの色彩地図
- 第4章 イスラーム世界の緑色
- 第5章 赤の語源は血!
- 第6章 青い血の謎
- 第7章 皇帝色、黄禍、そしてユダヤ人の色
- 第8章 白い世界と黒い世界
- 第9章 歴史のなかの色彩地図
- 色彩の小事典
「BOOKデータベース」 より