アメリカン・シェイクスピア : 初期アメリカ演劇の文化史

書誌事項

アメリカン・シェイクスピア : 初期アメリカ演劇の文化史

常山菜穂子著

国書刊行会, 2003.11

タイトル別名

American Shakespeare : a cultural history of the early American theater

タイトル読み

アメリカン シェイクスピア : ショキ アメリカ エンゲキ ノ ブンカシ

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注記

博士論文『The globe upon a hill : reception and transfiguration of Shakespeare in the early American theater』 (慶應義塾大学 2000年提出) に補筆を加えたもの

参考・引用文献: 巻末p6-25

参考年表: 巻末p27-59

内容説明・目次

内容説明

シェイクスピアはいかにして新大陸の演劇伝統に移入されていったのか。政治的・社会的・文化的側面から精緻に読み解く画期的論考。

目次

  • はじめに 小文字で始まるshakespeare
  • 第1章 新大陸のシェイクスピア—三枚のポスターを通して
  • 第2章 丘の上の地球座—初期ピューリタンの説教にみる世界劇場
  • 第3章 いたずらオセロー—フレデリック・ダグラスの『自伝』(一八四五)と黒人大衆演劇の伝統
  • 第4章 オセローの息子たち—ユージーン・オニール『すべての神の子には翼がある』(一九二四)再考
  • 第5章 闘うジュリエット—女優アナ・コーラ・モワットと家庭神話
  • 第6章 男装のロミオ—シャーロット・クッシュマンをめぐる言説
  • 第7章 プロスペロの脚本—『アンクル・トムの小屋』と『王様と私』の文化帝国主義
  • むすびに 新しいアメリカ演劇史にむけて

「BOOKデータベース」 より

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