平成の天皇と皇室
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平成の天皇と皇室
(文春新書, 353)
文藝春秋, 2003.12
- タイトル読み
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ヘイセイ ノ テンノウ ト コウシツ
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注記
参考文献: p220-222
内容説明・目次
内容説明
六十有余年の長きにわたって皇位にあった父昭和天皇に比べると、平成の天皇は地味なイメージをもたれがちだ。しかし、平成の天皇、そして皇后は過去の天皇や皇室がなしえなかった大きな変革を着実に進めている。その意味で平成の天皇と皇后はもっと注目を集めるにふさわしい存在である。昭和の「負の遺産」と真摯に立ち向かいながら、皇室伝統の「祈り」を怠らず、国民の中に積極的に入っていこうとする平成の天皇、皇后のすべてが分かる画期的一冊。
目次
- 平成の天皇の求める「象徴」の道—なぜ天皇は老婦人の肩を揉んだのか
- 皇子誕生で日本中が興奮—「側室復活」の動きさえあったなかで
- バイニング夫人との戦後—拉致計画に怯えながら始まった新時代
- 正田美智子嬢との結婚まで—正田家の躊躇と香淳皇后の怒りの行方
- 「平成」という時代の始まり—新しい元号はこのようにして決まった
- 平成の天皇と大嘗祭—祭儀の撮影はなぜ許可されたのか
- 「反天皇」の島・沖縄—昭和天皇の「負の遺産」に正面から対峙
- 皇室の先祖と朝鮮半島—なぜあの時期に「ゆかり発言」が出たのか
- 天皇皇后の外国訪問—過密スケジュールと「政治利用」との戦い
- 受け継がれる宮中祭祀—「祈り」への並々ならぬ思いのあらわれ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より