日本近代文学評論選
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書誌事項
日本近代文学評論選
(岩波文庫, 緑171-1,
岩波書店, 2003.12-2004.3
- 明治・大正篇
- 昭和篇
- タイトル読み
-
ニホン キンダイ ブンガク ヒョウロンセン
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注記
シリーズ番号表示: 標題紙「31-171-1,2」, 背表紙「緑171-1,2」
内容説明・目次
- 巻冊次
-
明治・大正篇 ISBN 9784003117118
内容説明
明治一〇年代末の坪内逍遙・二葉亭四迷から大正末の広津和郎・江戸川乱歩まで、著名な論争をまきおこした画期的な著述など、明治・大正期の主要な評論・随筆三七氏三七篇を収録。文学評論でたどる日本近・現代史ともなっている。
目次
- 坪内逍遙 小説神髄(抄)
- 二葉亭四迷 小説総論
- 森鴎外 早稲田文学の没理想
- 山路愛山 頼襄を論ず(抄)
- 北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ
- 田岡嶺雲 小説と社会の隠微・下流の細民と文士
- 正岡子規 歌よみに与ふる書(抄)
- 高山樗牛 美的生活を論ず
- 田山花袋 露骨なる描写
- 綱島梁川 予が見神の実験〔ほか〕
- 巻冊次
-
昭和篇 ISBN 9784003117125
内容説明
昭和二年、金融恐慌、山東出兵と、時代は大きく動いてゆく。一方、この時期に円本や文庫の創刊により、日本の近代文学は広く世の中に普及していった。文学批評がそれ自身「作品」としての価値を持つ本格的な批評の時代の始まりでもあった。
目次
- 文壇ギルドの解体期(大宅壮一)
- 饒舌録(抄)(谷崎潤一郎)
- 文芸的な、余りに文芸的な(抄)(芥川竜之介)
- プロレタリヤ・レアリズムへの道(蔵原惟人)
- 誰だ?花園を荒らす者は!(中村武羅夫)
- 政治的価値と芸術的価値(平林初之輔)
- 「敗北」の文学(抄)(宮本顕治)
- 様々なる意匠(小林秀雄)
- 新心理主義文学(伊藤整)
- 文芸評論家群像(抄)(杉山平助)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より