学びをひらく第2教育言語の力 : 教育コミュニケーション技法の授業
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書誌事項
学びをひらく第2教育言語の力 : 教育コミュニケーション技法の授業
(21世紀型授業づくり, 80)
明治図書出版, 2003.11
- タイトル読み
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マナビ オ ヒラク ダイニ キョウイク ゲンゴ ノ チカラ : キョウイク コミュニケーション ギホウ ノ ジュギョウ
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注記
参考文献: p142-143
内容説明・目次
内容説明
本書では、教師の利用する意図的な言葉を、教育言語と捉え、それを第1教育言語と第2教育言語に分けた上で、今日の授業や学びの指導における教育困難の原因とその改善を、とりわけ第2教育言語とそのあり方に求めた。そして教師の教え育てる力の内実を成す、学びの目標と学びの状況に即したその適切な構成、機と文脈に応じたその媒介、子どもの状態や反応を受けてのその修正、さらに子どもとその学びに対する表情のある真摯な受けとめ、という教育言語による「小さな・可動性のある教育」(教育課程や教科書による大きな・不動の教育と対比して)によって、子どもの学ぶ力、教師と子どもとの対話やコミュニケーション、両者の関係構築にも肯定的な変化、確かな効果が生まれることを述べている。
目次
- 1 第2教育言語とは何か—学びを評価・注釈・支援する第2教育言語とそのヒューマン・パワー(教育言語と学びをリードする第1教育言語とフォローする第2教育言語;第2教育言語の3つの基本形と学びの活性化 ほか)
- 2 第2教育言語の教育コミュニケーション力—学びをひらく第2教育言語の力(教師のかける第2教育言語の特質とその力;子どもの希求する第2教育言語—教師に発信される子どもの希望)
- 3 学びを閉ざす第2教育言語—ディスコミュニケーションを生むその一言(学びを閉ざし・奪うもの;ディスコミュニケーションを生む第2教育言語の12の指標)
- 4 学びをひらく第2教育言語の構成法と話法—子どもを元気にするその一言(学びの数ほど創造できる第2教育言語;学びをひらく第2教育言語の13の構成法)
- 5 教育言語論序説—子どもと教師の間をひらく教育コミュニケーション技法の探究(今日の教育問題を読み解く1つの見方とその処方箋;教育言語はストレートに教育言語内行為とは結びつかない—指示待ちではなく、独自の判断で行為する子ども ほか)
「BOOKデータベース」 より