三昧王経
著者
書誌事項
三昧王経
（中公文庫, . 大乗仏典||ダイジョウ ブッテン ; 10,
中央公論新社, 2003.12-2004.1
- 1
- 2
- タイトル別名
-
Samādhirājasūtram
- タイトル読み
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サンマイオウキョウ
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注記
2の訳者: 田村智淳, 一郷正道
文庫版全集底本: 中央公論社刊(全15巻), 1973-1976/1980-1981(新訂版)
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784122043084
内容説明
哲学よりも実践を重視する本経は、最高の境地である「空」よりも現実の世界での行為により多くの関心をよせる。登場する国王や王子がすべて出家し、「三昧の王」を獲得する道筋を珠玉の詩句で格調高く歌いあげる前半部。
目次
- いわれ
- シャーレンドララージャ仏の過去世
- まことの功徳の称讃を明らかにする
- 仏を追憶する
- ゴーシャダッタ仏
- 三昧
- 三種の真理をうけいれるための忍耐への導入
- 無所有起如来
- 深遠なる法をうけいれるための忍耐
- 入城
- 経典の護持
- 三昧の修練
- 三昧の顕示
- 微笑のあらわれ
- 微笑による予言
- 過去世の出来事
- 多くの仏を成就せしめた三昧への入門
- 三昧の委託
- 不可思議なる仏の法の解明
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784122043206
内容説明
われわれのめざす真理は、ことばでは表現できず、分別では理解できない。それは修行によってのみ体験しうる沈黙の世界である。まさに「三旺王」の名にふさわしく、釈尊のことばよりも「実践」を強調してやまない後半部。
目次
- インドラケーツドヴァジャ・ラージャ仏
- 過去世の出来事
- 如来の身体の解明
- 如来が不可思議であることの解明
- 自由自在な理解と表現の能力への悟入
- （他人のなした善に）随順して歓喜すること
- 布施の利得
- 道徳の解明
- 十種の利得
- テージャグナ・ラージャ仏〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より