匂いの帝王 : 天才科学者ルカ・トゥリンが挑む嗅覚の謎

書誌事項

匂いの帝王 : 天才科学者ルカ・トゥリンが挑む嗅覚の謎

チャンドラー・バール著 ; 金子浩訳

早川書房, 2003.12

タイトル別名

The emperor of scent : a story of perfume, obsession, and the last mystery of the senses

タイトル読み

ニオイ ノ テイオウ : テンサイ カガクシャ ルカ トゥリン ガ イドム キュウカク ノ ナゾ

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内容説明・目次

内容説明

最先端の科学をもってしても、いまだ解明されない匂いのメカニズム。この超難解な謎にとりくんだ一人の天才科学者がいた。彼の名はルカ・トゥリン—。グレープフルーツと熱い馬、汗まみれのマンゴー、真っ黒なゴムの花、スクランブルエッグにガソリン—若くして香水に魅せられたトゥリンは、どんなに複雑な香りでも即座に特徴をとらえ言葉に置きかえる。香水業界の化学者からも一目置かれるその特異な才能のおかげで、秘密主義の香水企業の研究室にも自由に出入りしはじめたトゥリンは、クリスチャン・ディオール、カルヴァン・クライン、ジヴァンシーなどの、大企業の内幕を覗きみるようになる。やがて、並外れた知性と能力をもとに、嗅覚のしくみを解く新理論を編み出すが…いま、世界じゅうに注目されている天才科学者の半生を追った衝撃のノンフィクション。

目次

  • 第1部 創造(謎;創造;執筆;『ネイチャー』)
  • 第2部 戦い(企業;インド;ロシア;終章)

「BOOKデータベース」 より

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