異形の心的現象 : 統合失調症と文学の表現世界
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異形の心的現象 : 統合失調症と文学の表現世界
批評社, 2003.12
- タイトル読み
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イギョウ ノ シンテキ ゲンショウ : トウゴウ シッチョウショウ ト ブンガク ノ ヒョウゲン セカイ
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内容説明・目次
内容説明
吉本隆明が語る、臨死体験以後の心的現象の新領域。
目次
- 第1章 文学と統合失調症の心的世界(「精神分裂病」から「統合失調症」へ;『彼岸過迄』の中の「夢幻様」描写の意味 ほか)
- 第2章 「臨死体験」と原始仏教の世界—死に損なって・体験とその後(「夢幻様」世界に親和性をもつ漱石の作品;死に損なって—溺れた体験とその後 ほか)
- 第3章 もうひとつの視線—四次元的幻視の心的世界(作家と「夢幻様」体験の親和性—漱石、ドストエフスキー、夢野久作;上からのもうひとつの視線の想像力—『銀河鉄道の夜』の描写 ほか)
- 第4章 「和解」と「諦念」、そして「内省」—新しい関係世界の脱=構築(不安と葛藤の関係を超えて—固有の世界と折り合いを付ける;対立と孤立を超えて—「内省」のむずかしさ ほか)
- 補章 僕のメンタルヘルス(『心的現象論序説』における「心」と「精神」;「心の危機」と労働の変質 ほか)
- 解題(森山公夫)
「BOOKデータベース」 より