書誌事項

エロティシズム

ジョルジュ・バタイユ著 ; 酒井健訳

(ちくま学芸文庫, [ハ-12-5])

筑摩書房, 2004.1

タイトル別名

L'erotisme

タイトル読み

エロティシズム

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注記

原著(ミニュイ社, 1957)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

労働の発生と組織化、欲望の無制限な発露に対する禁止の体系の成立、そして死をめぐる禁忌…。エロティシズムの衝動は、それらを侵犯して、至高の生へ行き着く。人間が自己の存続を欲している限り、禁止はなくならない。しかしまた人間は、生命の過剰を抑え難く内に抱えてもいる。禁止と侵犯の終りなき相克にバタイユは人間の本質を見ていった。内的体験と普遍経済論の長い思考の渦から生まれ、1957年に刊行された本書によって、エロティシズムは最初にして決定的な光を当てられる。バタイユ新世代の明快な新訳で送る、待望の文庫版バタイユの核心。

目次

  • 第1部 禁止と侵犯(内的体験におけるエロティシズム;死に関係した禁止;生殖に関係した禁止;生殖と死の類縁性;侵犯 ほか)
  • 第2部 エロティシズムに関する諸論文(キンゼイ報告、悪党と労働;サドの至高者;サドと正常な人間;近親婚の謎;神秘主義と肉欲 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA65299560
  • ISBN
    • 4480087990
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    493p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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