水曜日は狐の書評 : 日刊ゲンダイ匿名コラム

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水曜日は狐の書評 : 日刊ゲンダイ匿名コラム

狐著

(ちくま文庫)

筑摩書房, 2004.1

Title Transcription

スイヨウビ ワ キツネ ノ ショヒョウ : ニッカン ゲンダイ トクメイ コラム

Description and Table of Contents

Description

お父さんたちが通勤電車で手にする夕刊紙「日刊ゲンダイ」で22年間の長期連載となった〈狐の書評〉。小説・マンガ・写真集など、取り上げる本は幅広い分野におよび、紹介された本よりも、書評のほうが面白いとのウワサもちらほら。絶妙な文章、鋭い論理、わずか800字に込められた本への異常な愛情は、読者を興奮させずにはおかない!狐の書評最新版、文庫オリジナル。

Table of Contents

  • 「淀長節」は生きて血の通う映画史である—淀川長治・山田宏一著『映画は語る』
  • 早世した作家の話芸の達成点を示す—織田作之助著『夫婦善哉』
  • マンガ家の意地を見せる高度な達成—原作酒見賢一/脚本久保田千太郎/作画森秀樹『墨攻1』
  • 火の玉として生きた明治の女の生涯—相馬黒光著『黙移 相馬黒光自伝』
  • 東海林さだおのエッセーは当代無二—東海林さだお著『駅弁の丸かじり』
  • なぜ村上春樹が「病みつき」になったのか—グレイス・ペイリー著/村上春樹訳『最後の瞬間のすごく大きな変化』
  • 小さな「島」も見落とさない思想地図—鹿野政直著『近代日本思想案内』
  • 「色彩」を見、感じ、語る文章の独創—志村ふくみ著『母なる色』
  • ここまで来たか、ナンシー関のテレビ評—ナンシー関著『耳部長』
  • 図書館好きによる図書館利用の極意—辻由美著『図書館であそぼう』〔ほか〕

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Details
  • NCID
    BA65304525
  • ISBN
    • 4480039228
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    425p
  • Size
    15cm
  • Parent Bibliography ID
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