入会林野とコモンズ : 持続可能な共有の森
著者
書誌事項
入会林野とコモンズ : 持続可能な共有の森
日本評論社, 2004.1
- タイトル別名
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Iriai forests and commons
- タイトル読み
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イリアイ リンヤ ト コモンズ : ジゾク カノウナ キョウユウ ノ モリ
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注記
補: 多辺田政弘
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
日本の入会林野も英国のコモンズも、きわめて現代的な存在であるが、起源が古いせいか、過去の遺物のように誤解されることが多い。本書は、そうした誤解、あるいは思い込みにとらわれることなく、公的な存在でもなく、私的な存在でもない財産区有林や共有山などの共的な森林と人々とのかかわりに関する研究結果をまとめたものである。
目次
- 第1章 日本の入会林野の歴史と財産区有林
- 第1章補論 一部事務組合有林・記名共有林として管理される林野
- 第2章 山林コモンズ:繁盛するもの、新機軸をめざすもの—滋賀県3フィールドの入会林野の管理実態
- 第3章 財産区の制度分析:議会制と管理会制—富士宮市白糸財産区有林と葛巻町葛巻財産区有林を事例に
- 第4章 イングランド、ウェールズにおけるコモンズの歴史と現況
- 第5章 資源管理とコモンズ論
- 第5章付録 世界のコモンズ一覧・コモンズ定義集
- 第6章 入会林野に根づく学校林—歴史と現在
- 第7章 水と山におけるコモンズの内法—持続性に向けてのルール
- 補論 なぜ今「コモンズ」なのか
- 資料案内およびフィールドメモ
「BOOKデータベース」 より