考古地域史論 : 地域の遺跡・遺物から歴史を描く
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考古地域史論 : 地域の遺跡・遺物から歴史を描く
新泉社, 2004.1
- タイトル読み
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コウコ チイキ シロン : チイキ ノ イセキ イブツ カラ レキシ オ エガク
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内容説明・目次
内容説明
考古資料から原始・古代の歴史を生き生きと描き出す方法と実践例。狩猟とともに落葉広葉樹林が与える植物性食物の積極的な利用によって八ヶ岳山麓に栄えた「井戸尻文化」、海の幸を媒介として広大な関東南部の土地を開拓した人びとによって生みだされた「貝塚文化」の叙述などをとおして、今後の考古学の可能性を追究する。
目次
- 第1章 考古地域史の構想(考古学における歴史叙述ということ;地域研究の理念と方法・覚書 ほか)
- 第2章 考古学の先駆者たち—『岡谷市史』より(横道遺跡—滝沢益作さんが残した弥生時代の土器と石器;丸山・海戸遺跡—市内最大の遺跡を記録した両角守一さんの調査 ほか)
- 第3章 歴史の舞台としての地域—『茅野市史』より(原始・古代の茅野市域;黒耀石と文化の道 ほか)
- 第4章 「貝塚文化」の展開と遺跡群—『市川市史』より(地域と時代の背景;遺跡群の構成と地域社会)
- 第5章 考古地域史の方法・試論(縄文時代の地域性と文化の動態;「井戸尻文化」把握の試み ほか)
「BOOKデータベース」 より