家計からみる日本経済
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家計からみる日本経済
(岩波新書, 新赤版 873)
岩波書店, 2004.1
- タイトル読み
-
カケイ カラ ミル ニホン ケイザイ
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注記
参考文献: p211-213
内容説明・目次
内容説明
戦後、目覚ましい高度経済成長を遂げた日本。しかし「成長至上主義」は、一方でゆとりある人間らしい生活を常に犠牲にしてきた。そして、いま長期不況のもとで、その歪みが深刻化している。サービス残業は増え続け、所得格差は広がり、貧困家計も増える一方である。生活者の「家計」から日本経済を分析し、産業重視の政策からの転換を説く。
目次
- 第1章 行き先を見失った日本経済(経済成長至上主義の限界;長期不況を脱却するための政策論議 ほか)
- 第2章 家計からみた戦後の日本経済(戦後日本経済の軌跡—家計の貧困から経済大国へ;消費の拡大 ほか)
- 第3章 豊かさを実感しない家計の存在(経済成長を支えた長時間労働;高すぎる物価水準 ほか)
- 第4章 家計の経済危機(貧困家計の増加と所得格差の拡大;長時間労働と失業不安という矛盾 ほか)
- 第5章 社会保障制度改革と家計の対応策(社会保障制度の改革;低成長下でも豊かに生きていくために)
「BOOKデータベース」 より