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奇想の20世紀

荒俣宏著

(NHKライブラリー, 179)

日本放送出版協会, 2004.1

タイトル読み

キソウ ノ 20セイキ

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注記

参考文献: p316-317

内容説明・目次

内容説明

未来を空想する力を人類は失いつつあるのではないか。しかしわずか一〇〇年前には「未来予測」は凄まじいブームであった。産業、経済、政治、消費、娯楽など、あらゆる分野で未来が予測され、次々に現実となった。その大予告編とも言うべきスペクタクルが万国博覧会であり、一九〇〇年パリ博は、二十世紀最大のファンタジーであった。十九世紀が夢見た二十世紀という「未来」を振り返り、二十一世紀の我々の「夢」を展望する。

目次

  • 二十世紀という名の「未来」—キーワード「進歩」
  • 予想できない未来の出現—キーワード「破滅」
  • 産業立国の夢—キーワード「万国博覧会」
  • 商業の祝祭空間—キーワード「エンターテインメント」
  • 工業製品と人体の見本市—キーワード「スポーツと競争」
  • 「机上の空論」は未来を動かす—キーワード「発明と特許」
  • ロコモーティヴの啓示—キーワード「人工速度」
  • 世界旅行のような日常—キーワード「観光」
  • 驚異の砂上楼閣 アメリカのスカイスクレーパー—キーワード「集中」
  • リリエンタールの翼とライト兄弟の自転車—キーワード「開発の原理とこだわり」〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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