アーロン・コープランドのアメリカ

書誌事項

アーロン・コープランドのアメリカ

G. レヴィン, J. ティック共著 ; 奥田恵二訳

東信堂, 2003.12

タイトル別名

Aaron Copland's America : a cultural perspective

タイトル読み

アーロン コープランド ノ アメリカ

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注記

索引: p229-243

内容説明・目次

内容説明

本書は、1人の音楽家の伝記でもなければ、ましてや芸術史書でもない。その表題『アーロン・コープランドのアメリカ—文化的視点から』が端的に示しているように、コープランドの創作態度の変遷を一方に、社会一般の変化とそれに附随するアメリカ的美意識の移り変わりをもう一方に据えることにより、複眼的な視点に立つことを試みた著述だからである。また、美術と音楽の両面からそれらを俯瞰することを通じ、社会一般の価値観と、美術と音楽に求められた理想と、コープランドその人がたどった道程の三者の間にあった、あるときには「順説的」な、またあるときには「逆説的」な関係を浮き彫りにしているという点でも、アメリカ20世紀文化の立体的把握を可能にしている。「葦の随から天井覗く」式の視点から書かれた狭隘な研究書とは—線を画した著作であるため、近代美術および音楽にある程度の知識と興味をもつ者ならば、誰しもが理解し、かつ楽しむことが出来る書物である。

目次

  • 第1部 アーロン・コープランドのアメリカ(形成期;外国での修行:パリのアヴァンギャルド;ジャズの影響;ニューヨークに地歩を固める ほか)
  • コープランドを撮る
  • 第2部 アーロン・コープランドの音楽(模索の年月;パリ;ニューヨークの現代人;政治的理想と実用主義 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA65374214
  • ISBN
    • 4887135130
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 243p, 図版1枚
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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