長良川
著者
書誌事項
長良川
(光人社名作戦記, 014-015)
光人社, 2003.12
- 第1部
- 第2部
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ナガラガワ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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第1部 ISBN 9784769811145
内容説明
誇り高きひとにとって、辛く無残なるは、己の真情を、己の過去の秘めごとと共に、他に吐露することであるという。海軍中尉豊田穣は、過ぐる大戦において乗機被弾、不時着、漂流の果てに虜囚となり、失意と絶望の淵を流浪しつつ作家豊田穣と変身するに際し、長い苦渋の海を渡った。本書は、遂にこの作品を越えられなかった魂の絶唱である。直木賞受賞作。
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第2部 ISBN 9784769811152
内容説明
「長良川」第一部では、胃癌にとりつかれ、生に執着して闘い、死を覚悟して闘う妻の終焉の姿が見つめられ、取り残された父と子の男ばかりの家族が平安にたどり着こうと辛さに堪える姿が映し出される。第二部では、母に死なれ、家庭の芯がぬけ、平均を失って精神の暗部に篭もってしまう長男の呼吸が見つめられている。一部、二部を通して、「危機に立ったとき」におとずれる捕虜時代の回想に写し出される「私」(語り手)の、ひたむきに生きようとする姿が描かれている。第64回直木賞受賞。
「BOOKデータベース」 より