コモンズの思想を求めて : カリマンタンの森で考える
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コモンズの思想を求めて : カリマンタンの森で考える
(新世界事情)
岩波書店, 2004.1
- タイトル読み
-
コモンズ ノ シソウ オ モトメテ : カリマンタン ノ モリ デ カンガエル
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注記
注及び参考文献: 各章末
読者のための参考文献: p157-158
内容説明・目次
内容説明
インドネシアの熱帯林で起こっている森林消失の原因は何か。現地の住民による焼畑農業が原因か、あるいは商業伐採によるものなのか。ボルネオ島の東カリマンタンにある地域コミュニティを訪れて、フィールド研究を重ねた著者が、森に暮らす人々と企業など「よそ者」たちとのあいだで起こっている共生・対立関係を探る。そのなかから見出した、森を「協治」していく新しい発想である「コモンズの思想」とは。
目次
- 序章 身近なコモンズ
- 第1章 熱帯林で何が起こってきたのか(熱帯林問題へのまなざし;熱帯林の消失 ほか)
- 第2章 コモンズの概念とその有効性(コモンズの定義と類型;東カリマンタンのローカル・コモンズ ほか)
- 第3章 揺れるローカル・コモンズ—激動のカリマンタン(インドネシアの地方分権;ケニァ人の村で起こっていること—企業との協力 ほか)
- 第4章 コモンズの思想への旅(地方自治体の挑戦;地域の森林「協治」へのみち ほか)
「BOOKデータベース」 より