伊勢湾海運・流通史の研究

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伊勢湾海運・流通史の研究

村瀬正章著

(叢書・歴史学研究)

法政大学出版局, 2004.1

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伊勢湾海運流通史の研究

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イセワン カイウン・リュウツウシ ノ ケンキュウ

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Description and Table of Contents

Description

古来、「重浪寄する国」「百船の度会の国」と謳われた、わが国有数の海運の大舞台—伊勢湾。その近世から近代初頭までを主対象として、米・酒・味噌・塩・紙・海産物・木綿・木材・干鰯・大豆等々の多彩な物産と商品流通をはじめ、その前提をなす酒造・醸造・瀬戸物・製材・食糧・肥料・繊維などの諸産業、尾張・三河・伊勢の諸港と廻船運営、沿海農村の動向、海難と漂流、などの問題を実証的に検討する。前著『近世伊勢湾海運史の研究』から20余年、信州・美濃との陸運および河川舟運による広域ネットワーク形成をも深って、伊勢湾経済圏の実像に迫る。

Table of Contents

  • 序論 伊勢湾前史
  • 第1章 流通経済下の伊勢湾諸港と廻船
  • 第2章 流通経済の発達と伊勢湾
  • 第3章 廻船業の経営
  • 第4章 水運と陸運を結ぶ商品流通の展開
  • 第5章 海運と沿海農村の展開
  • 第6章 海難と漂流
  • 第7章 海運近代化の動き

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