倫理的で政治的な批評へ : 日本近代文学の批判的研究
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倫理的で政治的な批評へ : 日本近代文学の批判的研究
皓星社, 2004.1
- タイトル読み
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リンリテキ デ セイジテキナ ヒヒョウ エ : ニホン キンダイ ブンガク ノ ヒハンテキ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
ポストモダニズム、反動化、帝国化する世界を視野に入れ、近代文学を倫理・政治の側面から読み解く画期的な文学研究の誕生。
目次
- 第1部 現代思想と日本近代文学(有島武郎と大杉栄—本能、個性、社会;中野重治と天皇制—「雨の降る品川駅」から「五勺の酒」へ;批評の課題と現代思想;柄谷行人の新たな「転回」—認識から実践へ)
- 第2部 アジアと日本近代文学(有島武郎と魯迅—アジアからの視線;「上海」「旅愁」のナショナリズム—横光文学の中のアジア・日本・ヨーロッパ;ジャワ徴用文学者のアジア観—日本型オリエンタリズムについて;竹内好のナショナリズム論—中国と日本をめぐって)
- 第3部 脱=文学研究の領域へ(異文化論の陥穽—翻訳についての原理的考察から;記憶と歴史—認識の問題をめぐって;文学教育で今問われていること—田中理論の特質と可能性;ポストモダニズム以後の「読むことの倫理」—サルトルを再読する)
「BOOKデータベース」 より