受領と地方社会
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受領と地方社会
(日本史リブレット, 12)
山川出版社, 2004.2
- タイトル読み
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ズリョウ ト チホウ シャカイ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
受領—その名前からして物欲の権化のようなイメージを持たれがちな平安時代の国司たち。たしかに受領には貪欲な徴税吏という側面もあり、彼らを「腐敗官僚」の歴史の一コマとして描くことも可能です。しかし一方で、彼らは十・十一世紀の政治・経済・社会、さらには文化や対外関係を理解するために、欠くことのできない存在でもあります。それは、当時受領が都と地方とを結ぶ、もっとも太いパイプの一つだったからにほかなりません。受領の往来は、人びとに何をもたらしたのか、このような視点から、受領の姿をもう一度見直します。
目次
- 「受領ハ倒ルル所ニ土ヲツカメ」
- 1 国司から受領へ
- 2 受領の任国支配
- 3 摂関政治と受領
- 4 受領群像
- 5 受領と交通
「BOOKデータベース」 より